どうやら巷ではやっているらしいアルムグリーン、いったい何?液肥とは違うの?LINEオープンチャット『みんなの芝生広場』の管理者でもあるtaichi6025さんが解説してくれました!
芝の漢方農薬アルムグリーン。
アルムグリーンは、漢方生薬を原料とした植物成長調整剤で、国内で唯一、漢方生薬発酵熟成液として農林水産省の農薬登録を取得しています。
私がアルムグリーンを知ったのは2020年。東京40まいるさんのYouTube動画で知り2021年から使い始めて今年で5年目に突入しました。
アルムグリーンって何?
植物の体は根、茎、葉で構成されていますが、アルムグリーンは芝生の発根を促進し健康な生育を促す効果を持つ、根張りの強い芝を作る成長調整剤です。
なぜ「発根促進」出来るの?
詳しくは東京40まいるさんの動画をご覧ください。ここでは簡単に分かりやすくご説明しますね。
芝生の葉を短くすると、根も短くなる性質があります。しかしアルムグリーンを散布すると、芝に「葉は長いぞ!」と誤った情報を与えることができます。この錯覚によって芝は安心し、根をどんどん増やしていくのです。
どうやって撒くの?
撒き方は至って簡単!アルムグリーンの希釈率は500〜1000倍。この倍率で希釈した液を1L/㎡散布するだけ。これを年間16回撒けば規定通りとなります。2週間ごとに散布すれば、3月にスタートして10月に16回目を迎える計算です。 ちょうど芝生の生育サイクルと一致していますね!
最後に
アルムグリーンは農薬です。説明書をよく読み、用法・用量を守って正しく使用してください。
アルムグリーンの効果は、すぐに目に見えるものではありません。植物と人間の時間軸は大きく異なることを理解し、長期的に続けることが大切です。
今年もアルムグリーンの散布シーズンが始まりましたね!私はすでに1回目の散布を終えました。庭に広がる漢方生薬の香りを楽しみながら、「今年はどんな芝生になるだろう…」と期待を膨らませています。
それでは皆さんも、楽しい芝生ライフを!!